健康で、正常に鍛えられた人間の体重の50%は脚です。そして、人間の筋肉の70%を脚の筋肉が占めています。そう、人間は足を使って活動するようにできているのです。筋肉の運動は整脈中の血液を心臓に向かって押し上げる働きがあることが知られていますが、その脚の筋肉や足指を十分に使わないとき、整脈のポンプ運動が低下し、新陳代謝や血液の循環が鈍り、さまざまな疾病や障害を引き起こします。特に、足の指から足の裏にかけては神経が集中しており、足に感じる刺激は、靱帯、神経、脊髄を経て大脳に至り、足指の自由な運動は全身の筋肉運動に効果的に働いているのです。
ですから、TATAMIを履いて足の指や裏を自由に解放し、適度な刺激をすることは、身体全体の血液の循環を促し、心のストレスを解消し、脳の活性化を高めるホルモンの分泌も盛んになって、均整のとれた体と豊かな感性を育てることになるのです。一方、足に合わない靴や、女性が愛用するハイヒールは、足を圧迫し、疲労させるだけでなく、頭痛、腰痛、集中力の低下、食欲不振などの原因ともなるのです。

人間の足には、両足で56個の骨があり、この小さな部分で、208個ある身体全体の骨の4分の1を占めています。これは、生涯を通じて2本の足にかかる約1億8000トンもの体重の負荷を芸術的なまでに合理的に分散しながらバランス良く受け止めるために必要な精緻な構造なのです。直立した人の足の骨の構造を解剖学的に見ると、かかとに多くの体重がかかっており、足根骨と呼ばれる踵部の丈夫な7個の骨で体重の9割を受け止めるような構造になっています。

ヒールの高い靴を履くと、本来体重を受け止める構造になっていない華奢なつま先の足趾骨に、過度の体重がかかってしまい足趾骨を痛めます。それが長時間続くと外反母趾という疾患を引き起こし、ひどい場合は手術が必要になることもあります。そして歩く姿勢が不自然になることにより、ふくらはぎの筋肉が痙攣し、足全体の筋肉がほぐれなくなるばかりでなく、骨盤と背骨の形状がゆがみ、骨や神経に重大な障害を引き起こしてしまうことさえあるのです。
健康な人の足と、足に合わない靴を履き続けた人の足を比べてみてください。先の尖った細い靴や足が美しいのでしょうか。ほんの少し立ち止まって考えていただきたいのです。
TATAMIの靴とサンダルは、人間の骨や筋肉の本来の機能に則して作ってあり、その本来の機能を損なったり傷つけたりすることがありません。むしろ、現代社会の中で弱っているその機能を補完さえしているのです。
ですから、TATAMI製品を履けば、あなたの足は本来の活動をはじめ、足指は運動し、血行が良くなり、自然な活動ができるようになるのです。

